定年退官自衛官、車屋さんに就職 (75弾目)

グローライズの除雪大会

 このブログを読んでいただいている数名の方々、お久しぶりです。最近、道路が凍結しているので早く帰るようにしてます。千歳の自宅まで1時間20分くらい。買い食いしなければもうちょい早く着くけど。なのでブログさぼって早く帰ってました。

 苫小牧は雪が少ないですよね。でも除雪はやらなきゃいけないっすよね。自衛隊の除雪は基本的に即応優先なので、官用車が動けるようにするのが優先で、有事、災害で速やかに動ければ問題ない程度の除雪をやって、時間があればきれいにやる的なかんじです。つまりざらーっと。どうせ地面は土か砂利だし。グローライズの除雪は、お客様がくるから当然きれいにやります。で、大活躍するのが「GRトラック排土板カスタム」

去年、ステーが骨折して補強された排土板を装着した「GRトラック排土板カスタム」

 すごい大活躍。でも押すだけなんすよこれ。ウィーンって上がらないやつ。押すのみ。なのでバックすると雪を連れて帰ってくるんです。なので社長が雪を押していく→車から降りる→排土板を手動で上げてピンで固定する。→バックする→車から降りる→排土板を下げてピンをポケットに入れる→雪を押していく→「あれ?おれ、ピンどこやったっけ」の繰り返し。とても大変だけど機械力があるのはうれしい。

最近社長が慣れてきて、かなり効率的に雪をもっていってくれます。

「自衛隊ってドーザーとかバケットとかいっぱいあるじゃん。除雪楽勝だな」とかよく言われてました。ないです。職種や部隊によってバラバラです。たとえば施設部隊はたくさん持ってます。戦場の道路や橋の工事、陣地構築などに器材が必要なので。必要な部隊にはある。でも自分の部隊にはない。手作業です。「自衛隊は除雪楽ちん」は間違った認識です。

 除雪は大変ですが、体力錬成だと思って頑張ってください。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!